フリアーシステムズジャパン(株)は、工業用サーモグラフィ内視鏡カメラFLIR VS290ビデオスコープキットを発表。工業用サーモグラフィ内視鏡カメラFLIR VS290ビデオスコープキットは従来のサーモグラフィカメラでは撮影が難しかった機械内部や配線の裏側など狭所や高所の診断を可能にするという。
サーモグラフィカメラは温度分布が可視化できる便利なツールだが、例えばエンジンルームや機械内部、壁体内の温度などの狭いスペースではカメラを差し込むスペースがないため、熱分布を見ることができなかった。
FLIR VS290は赤外線センサーをコンパクトな先端チップに収めることでわずかな空間から内部の熱分布を測定することができる。
交換式のプローブ
プローブの進行方向を撮像する直視タイプと進行方向と直角に撮影する側視タイプから選択できる。
・側視丸型プローブ 2m
構造物内部の全周を点検するのに適する。
可視カメラ、熱画像のディテールを明瞭にするMSXを搭載。
・側視平型プローブ 2m
丸型に比較して差し込みの向きがわかりやすく、薄くなっている。(厚さ方向)
可視カメラ、熱画像のディテールを明瞭にするMSXを搭載。
・直視丸型プローブ 1m
進行方向を撮影する丸型プローブ。
赤外線サーモグラフィカメラを搭載。
FLIR VS290の詳細は以下のサイトを参照のこと。
https://www.flir.jp/products/vs290-kits
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000027932.html