オプテックス(株)は、2022年4月1日、経済産業省が定める「DX認定事業者」の認定を取得いたした。これは、オプテックスの経営ビジョンや事業戦略、DX推進体制をはじめとする取り組みが、経済産業省のDX推進指標に基づく認定基準を満たすとともに、ステークホルダーへ適切に情報開示していることなどが評価されたものだという。
ICTやIoT、クラウド技術の進展・普及によってセンサとインターネットは簡易に繋がれるようになり、センサから得られるデータの重要性が高まっている。一方で、リーマンショックや新型コロナウイルス感染症の世界的な流行など、急激に変化する社会情勢に迅速に対応するため、オプテックスでは長期に渡って経営基盤を強化するとともに、DXを推進してきた。
■オプテックスのDX推進「3本の柱」
1.ビジネスモデル変革(Business DX)
従来の製品のみを生産・販売するビジネスモデルを変革。センサとIoTを活用し、お客様や社会の課題を解決するソリューション・サービス事業を展開している。
2.グローバル業務改革(Inner DX)
グローバルに事業を展開するオプテックスでは、世界中に経営データが存在し、また管理システムも乱立していた。そこで経営基盤の刷新やITインフラの構築、サプライチェーンマネジメント改革を推進。グローバルでの業務標準化に加え、リアルタイムで経営状況を把握できる仕組みを構築し、課題の早期発見と意思決定の迅速化を実現している。
3.人財の強化
経営層が中心となってDX化を推進。経営資源を適切に活用するとともに、DX推進組織を構築するなど企業文化や風土から変革。
全社におけるITリテラシーの向上や、人財育成を行っている。
オプテックスは今後も戦略的なDX推進を通じて強固な経営基盤の構築を進める。また、あらゆる社会課題をセンサを通じたビジネスで解決し、世界中の皆様に安心・安全・快適な暮らしを提供していくとしている。
ニュースリリースサイト(optex):https://www.optex.co.jp/news/2022/0407.html