(株)スイッチサイエンスはSTマイクロエレクトロニクス社の2軸加速度センサ IIS2ICLX をConta規格の基板に搭載した「Conta™ 産業用2軸デジタル加速度センサ IIS2ICLX 搭載」と3軸デジタル振動センサ IIS3DWB をConta規格の基板に搭載した 「Conta™ 産業用 3軸デジタル振動センサ IIS3DWB 搭載 」をスイッチサイエンスのウェブショップにて2021年9月28日より販売開始する。
「Conta™ 産業用2軸デジタル加速度センサ IIS2ICLX 搭載」は、ST社の2軸加速度センサIIS2ICLXをConta規格の基板に搭載したもので、高精度の傾斜センサなどに使える。
いっぽう、「Conta™ 産業用 3軸デジタル振動センサ IIS3DWB 搭載 」は、ST社の3軸デジタル振動センサIIS3DWBをConta規格の基板に搭載したもので、SPI接続で高速にデータを読み出せる。
▶︎「Conta™ 産業用2軸デジタル加速度センサ IIS2ICLX 搭載」
・2軸加速度センサIIS2ICLX搭載
・入出力は I2C バスインターフェース
・ 割り込み出力端子あり
・I2Cスレーブアドレスは “6Ah”(7ビット表記)。
ジャンパSJ1をカットして3.3V側につなぐことにより“6Bh”にできる。
・動作電圧:1.71 V~3.6 V
・基板外形:2 cm × 2 cm
・ピンヘッダ搭載
▶︎ IIS2ICLX特長
- 2軸リニア加速度センサ
- 選択可能な最大測定範囲:± 0.5 / ± 1 / ± 2 / ± 3g
- 超低ノイズ密度:15µg/√Hz
- 温度に対する優れた安定性(<0.075mg/℃)と再現性
- 内蔵の補正機能により温度に対する高い安定性を実現
- I2C / SPIデジタル出力インタフェース
- 低消費電力:0.42mA
- 外部センサからデータを効率的に収集するセンサ・ハブ機能
- 最大3KBのスマート組込みFIFO
- プログラム可能なハイパスおよびローパス・デジタル・フィルタ
- AIアルゴリズムを集積し、システム・レベルで消費電力を低減するプログラム可能な機械学習コア
- 加速度センサと1つの外部センサから得たデータを処理するプログラム可能なステート・マシン
- 幅広い動作温度範囲: -40℃~+105℃
- 温度センサ内蔵
- 電源電圧: 1.71V~3.6V
▶︎「Conta™ 産業用 3軸デジタル振動センサ IIS3DWB 搭載」
・3軸デジタル振動センサIIS3DWB搭載
・入出力はSPI
・INT1、2の2つの割り込み端子を基板上に用意
・動作電圧:2.1V~3.6V
・基板外形:2 cm × 2 cm
・ピンヘッダ搭載
▶︎ IIS3DWB特長
- 3軸デジタル振動センサ
- 選択可能な最大測定範囲 : ± 2g / ± 4g / ± 8g / ± 16g
- 超広帯域 / フラットな周波数特性 : DC~ 6kHz(± 3dBポイント)
- 超低ノイズ密度 : 3軸モードで最小75µg/√Hz / 1軸モードで60µg/√Hz
- 温度および機械的衝撃に対する感度の高い安定性
- 広い動作温度範囲 : -40℃~+105℃
- 低消費電力 : 1.1mA
- SPIシリアル・インタフェース
- 選択可能なカットオフ周波数を備えたローパス / ハイパス・フィルタ
- ウェイクアップの割込み / アクティブ – 非アクティブ / FIFOしきい値
- 組込みFIFO : 3KB
- 温度センサ搭載
- 電源電圧範囲 : 2.1V~3.6V
- 小型パッケージ : LGA 2.5mm x 3mm x 0.83mm 14リード
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000064534.html