AI搭載型ロボット「アイオロス・ロボット」 学研グループ2社で本格導入

学研グループのメディカル・ケア・サービス(株)および(株)学研ココファンは、米・サンフランシスコを拠点に置くAeolus Robotics Corporation、並びに代理店である丸文(株)と、AI搭載型ロボット「アイオロス・ロボット」の本格導入に向け、RaaS契約を締結した。

<導入目的>
高齢化か進む日本においては、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、ますます高齢者住宅の需要が増えていくことが見込まれる。認知症高齢者対応のグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅をはじめ、高齢者住宅施設数が日本有数の規模を誇る学研グループで、いち早く「アイオロス・ロボット」を導入することで、導入による効果検証を行うとともに、介護施設・住宅における拡張機能の検討を行う。また、6事業所での検証後には、導入事業所の増大、さらには介護業界全体の生産性の向上や事故件数の削減を、共に目指すという。

<導入事業所>
◎介護付有料老人ホーム:  ファミニューすみだ文花、アンサンブル大宮日進、アンサンブル浜松尾野
◎サービス付き高齢者向け住宅:  ココファン西船橋、ココファン西八王子、ココファン城東

導入予定
ファミニューすみだ文花:1月11日~
ココファン西船橋:2月8日~
ココファン西八王子:2月15日~
アンサンブル大宮日進:2月22日~
ココファン城東:3月1日~
アンサンブル浜松尾野:3月15日~

<実施内容>
◎紫外線を使用した消毒作業
 カメラや赤外線、超音波、センサを使って周囲を認識しながら施設内を移動し、エレベーターパネルや手すりなど、接触頻度の多い箇所に紫外線消毒を行う。新型コロナウイルスや感染症への防疫対策の業務効率化を図る。
◎夜間巡視
 夜間、居室を巡回し、ご利用者の見守りを行う。異常を確認した場合には、職員に通知が届くシステムとなっている。生産性の向上や転倒・事故件数の削減を目指すとしている。

ニュースリリースサイト(Medical Care Service):https://www.mcsg.co.jp/2020/12/15602/