イームズロボティクス(株)は業界初のNtrip方式を利用した農業用ドローンを発売した。
※Ntrip方式とは 電子基準局を利用した高精度位置情報サービスを指す。(画像参照)
【導入メリット】
■LTE-RTK
固定局アンテナの設置は不要。
Ntripモジュールとドローン本体を圃場へ持ち込めば、すぐに高精度位置情報を取得し散布することができる。
■ルートキャリブレーション
地図と実際の現場には、どうしてもズレが生じる。
しかし、Ntripを使えば高精度な「ルートキャリブレーション」が可能。
地図で作成した自動飛行ルートを、実際の現場に合わせて調整することができる。
また、過去に作成したルートも「呼び出し」機能で、全く同じ飛行コースを再現することができる。
毎年同じ圃場を、同じように飛行させることができるので、負担軽減に繋がる。
■Ntrip地上局
専用のモジュール端末にSIMを差し込み、電子基準局と通信を行う。
LTE(インターネット通信)を行うことで、正確な位置情報を取得。
■対応機種
エアロスプレイヤーAS5Ⅱ、エアロスプレイヤーAS10
利用者には、追加オプションとして案内する。
(標準搭載されたバージョンはAS5Ⅱ-N、AS10-Nとして発売を予定。)
ニュースリリースサイト(eams-robo):https://eams-robo.co.jp/news/index.html#e52