山の遭難救助ロボットコンテスト(Japan Innovation Challenge 2018)の開催

Japan Innovation Challenge 2018実行委員会は、10/10~10/12の3日間に実際の山を使った遭難救助ロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge 2018」(賞金総額:500 万円)を北海道上士幌町にて開催すると決定、7月30日(月)参加受付を開始した。

 大会内容は、 山の遭難救助における「発見」・「駆付」の2つの課題が設定される。「発見」には300万円、 「駆付」には200万円、 合計500万円の賞金が用意される。 一つ目の課題「発見」は、 実施会場に設置されたマネキンを発見し、 位置情報と写真を取得する。 二つ目の課題「駆付」は、 1チームに1つずつ配布されるレスキューキット(主催者より貸与される無線機や毛布等を想定した重さ3kg程度の筒)をマネキンの周囲まで運ぶというもの。

このコンテストは、 第一回開催当初から、 実際の山を活用し開催することで、 産業技術力の発展を目指してきた。 消防関係者との共同訓練は、 早期発見・早期救助へつながる新たな手法を、 実際に利用する可能性のある消防関係者が体験することで、 実用化に向けて、 技術課題の抽出だけではなく、 持続可能な運用体制の検討を加速させる狙いがある。


ニュースサイト:https://www.dronetimes.jp/articles/3152
大会公式サイト:https://www.innovation-challenge.jp