(株)スイッチサイエンスは、「ISP1807搭載BLEマルチセンサーボード」を、スイッチサイエンスのウェブショップにて2020年10月29日より販売開始した。
ISP1807は、nRF52840(ノルディック社のBluetooth Low Energy対応システムオンチップ)とアンテナを8mm角のパッケージに統合した、Insight SiP社の超小型モジュール。
「ISP1807搭載BLEマルチセンサーボード」は、ISP1807をメインに、加速度・磁力・ジャイロ・温度・湿度・気圧の6つのセンサを搭載しており、CR2025またはCR2032コイン電池で動作可能なため、ISP1807の評価ボードとしてだけではなく、ビーコンやセンサデバイスなどのIoTプロジェクト開発に便利に使えるという。
このボードは、ブートローダを書き込み済みで、Arduino IDEまたはCircuit Pythonを使用してプログラムを開発できる。プログラムで利用可能なタクトスイッチとLEDをそれぞれ2個、さらに圧電スピーカーも搭載している。
また、基板外形はRaspberry Pi Zeroと同じなので、Raspberry Pi公式のRaspberry Pi Zeroケースを使えるとのこと。
「ISP1807搭載BLEマルチセンサーボード」の特徴
・ISP1807(ARM Cortex-M4F CPU、1MB Flash、256KB RAM)
・BMX055 9軸センサ(3軸加速度、3軸磁力、3軸ジャイロ)
・HDC2010 温湿度センサ
・LPS22HB 気圧センサ
・TPS63030 高効率昇降圧コンバーター
・圧電スピーカー1個
・タクトスイッチ2個
・LED2個
・コイン電池ホルダー(CR2025またはCR2032)
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000064534.html