(株)早稲田エルダリーヘルス事業団は、2018年4月より販売してきた「歩行解析デバイスAYUMI EYE」に医療機器認証を取得した医療機器版「歩行解析デバイスAYUMI EYE medical(※)」を新たに販売する。
■医療機器版「歩行解析デバイスAYUMI EYE medical」ラインナップ追加の背景
販売当初、当社が運営する介護予防特化型デイサービス「早稲田イーライフ」での活用経験から、主に介護事業所をターゲットに営業展開してきたが、医療、研究、自治体、地域支援事業、健康関連イベント、商品開発等での利活用事例も増え、特にリハビリ専門医や理学療法士など専門家から評価を得てきたことから、診療報酬算定可能な医療機器として認証を取得することとしたという。
■歩行解析デバイスAYUMI EYE medicalとは
3軸加速度センサが搭載されたモジュールとiOSアプリを用いて、歩行時の加速度データに基づき、歩行能力の数値化と歩行状態をマッピング・グラフ表示するデバイス。超小型で軽量設計、高精度で低価格を実現した。簡便な測定による歩行の可視化で、歩行能力の客観的な把握、リハビリテーションに対するモチベーションの浮揚とコミュニケーションの促進が期待できる。
加速度算出方法に関するプログラム等10種類以上の特許を有し、各変量を算出するために、独自のアルゴリズムを用いており、ヒールコンタクト検出、ヒールコンタクトに対する左右ラベリング、およびそれらと加速度データにて計算した値を使った各種パラメータ計算を行っている。
測定方法は、歩行者の第三腰椎に装着し、6~10メートルの歩行で、モジュールからデータが送信される。取得したデータはサーバ上で一元管理されるため、測定を実施したiPhone以外のパソコン等からでも自由にデータを取得・更新することが可能。
測定に際し、所要時間は約3分で、安全かつ特殊な技能等を必要としない。結果の解析・データ化も瞬時に可能なため、どのような環境においてもすぐに導入が可能とのこと。
(※)一般的名称:歩行分析計(JNDNコード:35757000)
販売名:歩行解析デバイスAYUMI EYE medical
種別:機械器具(24)
医療機器分類:一般医療機器
製造販売届出番号:20B3X10015000001
製造販売業者:株式会社コムズ
診療報酬点数:動作分析検査/250点
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000048898.html