「SORACOM IoT ストア」 冠水検知IoTシステムのためのデバイスとレシピを提供開始

(株)ソラコムのウェブサイトで、活用用途からIoTデバイスを選んで、1個単位で購入することができる 「SORACOM IoTストア」(https://soracom.jp/products/)において、冠水検知IoTシステムに必要な産業用 IoT デバイスとこれらのデバイスを利用したIoT DIY レシピを2020年7月14日より提供開始すると発表した。

冠水検知にIoTを活用しようとすると、センサや設置場所に応じたデバイスの選定、設置と電源の確保、データの収集・分析をするためのアプリケーション開発など幅広い専門知識が必要になる。そこで、この度「SORACOM IoTストア」にて、手軽に設置し、冠水検知IoTシステムを活用することができる、「ドライコンタクトコンバータ」*1と「冠水センサー」の提供を開始。購入者は本デバイスを利用して自社工場、倉庫、車両基地などに冠水検知IoTシステムを展開することが可能という。

あわせて、これらのデバイスを使い冠水検知IoTシステムを作るIoT DIYレシピを公開。本レシピでは、デバイス接続から現場設置、データ収集とダッシュボードでの可視化やアラート通知の設定までを解説するとのこと。
「SORACOM IoTストア」では、本日時点で14種類のIoT DIYレシピを公開しており、今後も引き続き拡充していくとしている。

*1 「ドライコンタクトコンバータ」は、防水性能IP65相当、専用リチウム電池による電池寿命5年(※通信回数10回 / 日の場合)、そして消費電力を抑えた遠距離通信を実現するLPWAN のSigfox利用による屋外長期設置を前提としたデバイス。また、「冠水センサー」は金属カバーにより、フロート摺動を保護しながら、外部からのダメージを軽減する設計で屋外の長期設置に適したデバイス。なお、本産業用IoTデバイスの販売開始は、センシングで新たな価値を創り出すオプテックス(株)の協力により実現しているとのこと。

プレスリリースサイト(SORACOM):https://soracom.jp/press/2020071408/