千葉県佐倉市は、昨年3月17日付けで、東電タウンプランニング(株)と「洪水・浸水対策支援サービスの実証試験に関する協定」を締結し、本年7月6日より実証試験を開始したことを発表した。
昨年10月25日の大雨では、市内各所で洪水、浸水被害が発生し、道路網も寸断されたため、被害状況の把握が困難な状況となった。そこで、実証試験により、冠水データの収集と、それを基にした情報配信による防災対策の有効性を検証することとした。
本実証試験では、小型で軽量な浸水センサを観測面に設置し、電柱上に設置したRFルーターを介してクラウド上でセンサ情報を一元集約する。集約された浸水情報はリアルタイムで把握することができるという。
今後、浸水センサで感知した道路冠水を、自動的に現地のLED表示板で通行車両に注意喚起する実証試験も行う予定とのこと。
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