KDDIと沖縄セルラーは7月18日、ホームIoTサービス「au HOME」とスマートスピーカー「Google Home」の連携を強化し、声だけでメッセージを送信できる新機能を追加すると発表した。8月7日に提供を開始する。
au HOMEは、スマートフォン(スマホ)とセンサやネットワークカメラ、開閉センサなどの「au HOMEデバイス」を活用して、外出先でも専用アプリ「au HOMEアプリ」から自宅のドアの鍵や窓の開閉状況の確認や、自宅にいる家族やペットとのコミュニケーションが可能なIoTサービス。2017年7月31日にローンチし、もうすぐ1周年を迎える。
追加する機能は、Google Homeに呼びかけるだけでスマホが手元になくても、au HOMEアプリに通知を送ることができる。スマホをもたない子どもや非常時の連絡手段などが活用シーンにあげられる。au HOMEアプリから連携させたカメラを起動したり、セコムを要請したりすることもできる。
新機能はGoogle Homeのみの対応となるが、ほかの機能については「Googleアシスタント」「Amazon Alexa」を搭載するスマートスピーカーすべてに対応している。
また、ドアの開閉とエアコンや照明のスイッチが連動するなどセンサによって家電を自動操作できる「シーン設定機能」も新たに追加。au HOMEデバイスは、おしゃれなデバイスが欲しいという要望に応えて、開閉センサ、モーションプラグ、スマートプラグ、ネットワークカメラのラインアップを拡充する。シーン設定機能と新デバイスの提供は、8月下旬以降を予定している。