ホロラボ・イトーキ、遠隔コミュニケーションシステム「HOLO-COMMUNICATION」をリリース

(株)ホロラボと(株)イトーキは、共同開発を進めている次世代遠隔コミュニケーションシステム HOLO-COMMUNICATION の HoloLens 2 と Azure Kinect Developer Kit 対応版の提供を開始した。

 2017年からホロラボとイトーキで共同開発を進めている次世代遠隔コミュニケーションシステム HOLO-COMMUNICATION の HoloLens 2 と Azure Kinect Developer Kit(以下、Azure Kinect DK)対応版の提供を開始する。このシステムでは、遠隔参加者の前に設置した 3D センサ(Azure Kinect Developer Kit)により 3D 立体映像をリアルタイムで目の前に出現させ、音声やジェスチャーでコミュニケーションできる。2D による Web会議とは異なり、3D 立体映像で遠隔参加者の存在を傍に感じることができる、全く新しいスタイルのコミュニケーション システムとのこと。

中継サーバーの配置場所として Microsoft Azure クラウドサービスを採用しており、インターネット経由での配信や事前収録した録画映像の再生ができる。Azure Kinect DK は、Microsoft の最も優れた AI センサ(1MP ToF (Time-of-Flight) 深度カメラ、7 マイク アレイ、12 MP RGB カメラ、IMU)が搭載されているため、HOLO-COMMUNICATION に採用することで、これまでにないリッチな 3D立体映像の配信、コミュニケーションを実現できるという。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000023638.html