NECソリューションイノベータ(株)は、生産現場の様々なセンサデータを見える化する「NEC IoT センサデータ可視化サービス」を、4月1日より提供開始すると発表した。
このサービスは、多種類のセンサデータをネットワーク等の現場環境を変更することなくクラウド上に自動収集し、1つのダッシュボード上で可視化(注)する。これにより、生産現場のデータ確認や情報収集などの業務効率化を支援するとのこと。
また、利用者側でダッシュボードの画面表示を変更することができるため、導入後のシステム開発などを実施することなく、目的に合わせた可視化が可能という。
背景として、これまで様々な生産現場では、温度や湿度などの生産現場環境の情報収集において、各種センサを目視で確認し、紙媒体に記録していた。そのため、情報の収集に手間がかかる、リアルタイムにデータの確認ができないなど、情報を効率的にデータ化することが課題となってきた。
そこで同社は、生産現場の業務効率化を支援するために、ネットワーク等の現場環境を変更することなく、生産現場に設置された各種センサデータを自動で収集し、可視化できるサービスの提供を開始することになったとのこと。
価格は、1セットあたりの利用料:30,000円(税別)~/月
※1セット:マルチセンサ1台、電流センサ1台、ゲートウェイ1台、利用ID 1ユーザ。
(注)収集したデータの可視化は(株)インフォコーパスが提供のIoTプラットフォーム「SensorCorpus」を採用。
ニュースリリースサイト:https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/press/20200326/index.html