Livox Technology Company (Livox)は、高性能で大量生産可能のLiDAR センサである Horizon と Tele-15 を発表した。
(写真:497m離れた建物のTele-15点群サンプル)
HorizonとTele-15は、L3/L4自動運転に応用できるよう設計された高性能なLiDARセンサ。
Horizonは、最大260m※1の検知範囲と81.7°の水平方向FOV (HFOV)で、距離10mの4車線の範囲までカバーでき、積分時間0.1秒での FOVカバー率は、レーザー線数64本のメカニカルLiDARと同等。 5つのHorizonユニットを使用することで、360°すべての範囲をカバーでき、コストはレーザー線数64本のメカニカルLiDARの5%で済むとのこと。
高度長距離検知用に設計されたLivox Tele-15は、コンパクトかつ高精度で耐久性も備えている。また、リアルタイムでのマッピング範囲も大幅に拡張されてる。 Tele-15は、 15°の円形FOVで0.1秒に99.8%の領域をスキャンでき、これは現在市販されているレーザー線数128本のメカニカルLiDARセンサの性能よりも優れている。また、最大500m※2の検知が可能であるという。
注釈
※1 25°Cの環境下で、レーザーの照準を直接定めて測定 (反射率 80%)。
※2 25°Cの環境下で、レーザーの照準を直接定めて測定 (反射率 80%)。
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000015765.html