おいしさ・風味、快・不快、臭気・悪臭・・・、におい分析・定量化テクニックを最新の技術動向を交えて解説。

におい(複合臭)分析・見える化手法

<講 師>
 喜多 純一 氏(工学博士 臭気判定士)
 ㈱島津製作所 分析計測事業部 GCTABU マネージャー

会期
2019 年4 月23 日(火)10:00~17:00 (講義:6.0 時間)
会場
オームビル B1 ゼミルーム(東京 竹橋駅/神保町駅)
主催
株式会社テックデザイン
参加費
29,980円(税込/テキスト付)
お問合せ先
株式会社テックデザイン
TEL
03-6261-7920
FAX
03-6261-7924
E-mail
info@tech-d.jp
URL
https://www.tech-d.jp/chemical/seminar/show/3940

<習得知識>
・においの本質の理解と定量化に関しての基礎知識
・におい識別装置による評価、成分分析機器による評価、官能評価、及びその相関と組み合わせによる評価のメリット
・におい成分の抽出・特定法を利用した複合臭・複合香評価法と問題解決の考え方

<講習会概要>
においの基本と分析テクニックについてわかりやすく解説します。まずにおいの基本として、においを形成している成分と発生するにおいの関係や、においの形態(異臭、悪臭、香気など)に合わせた分析方法、そしてにおい成分の分離・抽出などの分析手順を具体的に説明します。
また、においの定量化方法について、分析型官能評価、GCMS 等の成分分析、におい識別装置などの最新の評価技術や装置動向に加え、それらの原理、利点、前処理、濃縮操作を含む分析テクニックを説明し、多種あるにおいの側面を組み合わせて分析を進める手順を解説します。
最後にいくつかのにおい問題事例を紹介し、対策の考え方や、実際の評価・改善のアプローチ手順を解説します。

<プログラム>
1.においとは?
2.嗅覚の検知メカニズム
3.においの単位
4.においを見える化する
5.官能評価法の種類
6.機器分析の種類と特徴
7.機器分析のサンプル調整方法
8.においセンサ法
9.におい識別装置
10.快不快測定
11.異臭・悪臭分析
12.マスキングの定量化
13.臭気・悪臭の定量にむけて
14.複合臭に対する最近のアプローチ ~自動オミッション法による方法~

※プログラムの詳細は上記WEBサイトをご覧ください