台湾発のIoT・エネルギー企業NextDriveは出入管理システムメーカーの(株)アートと連携し、「Cube for ALLIGATE」スマートロッククラウドソリューションを発表した。
ARTのALLIGATEシリーズが展開する各種スマートロックは、NextDriveのHEMS・IoTゲートウェイCubeを通し、出入管理データを自動的にクラウドにアップロードし、遠隔から権限設定と施錠・解錠もできるようになり、出入管理システムのメンテナンスと管理コストを大幅に削減するという。
此度、NextDriveのCubeはALLIGATEのデータをクラウドと連携する専用のゲートウェイとして採用されることになった。これまではクラウドと連携するためには、専用のスマートフォンもしくはタブレットが必要だったが、Cubeを導入することによりクラウドとのデータ連携が自動化され、ファームウェアの更新も自動化され高額なタブレットの費用・日々の人的メンテナンス費用の軽減ができることになるとのこと。
HEMS・IoTゲートウェイCubeはWi-Fi、Bluetooth 4.2、Wi-SUNなどの無線通信モジュールを内蔵し、スマートメーターと接続することでスマートエネルギー管理ができる。また、環境センサ、動作感知センサやカメラなどのデバイスと連携して多様なユースケースへの対応が可能となる。さらに、Cube は機能の拡充がしやすく、クラウドAPI でパートナー企業と連携できるほか、アプリSDK の提供やシステム・インテグレーションを含めたカスタマイズ開発のサポートも可能だとしている。
ニュースリリース(NextDrive):https://jp.nextdrive.io/news/2019/8/6/nextdriveart