(株)SenSproutは、スマートフォンやPCから水やりができる「SenSprout 水制御システム」が、試験導入の結果、大川市に同システムの有用性を認められ、情報通信技術導入促進のための市単独の助成措置と、JA福岡大城アスパラガス部会の生産者を中心に本格的に導入が決まったことを発表した。
2019年3月に一般販売を開始したばかりの「SenSprout 灌水制御システム」は、SenSproutの事業提携先および共同研究機関を中心に2年前より導入され好評を得ているとのこと。今回の導入は、2019年1月に開催した大川市での試験設置および現地説明会をきっかけに、大川市農業水産課や福岡県大川市、三潴郡大木町、久留米市城島町のアスパラガス農家で組織されたJA福岡大城アスパラガス部会の生産者に有用性が認められた結果であるという。
【SenSprout 灌水制御システムの特長】
・スマートフォンやPCで遠隔から灌水予約・管理ができるので圃場に移動する工数を削減
・土壌水分量と温度を計測するSenSprout Pro センサーシステムと連携して適切な水分管理が行える
・コンセントプラグの差し込みで設置できるので大がかりな工事が不要
SenSprout 灌水制御システムは、灌水制御装置、灌水ゲートウェイ、専用電磁弁がセットになったシステム。圃場に行くことなく遠隔地からPCやスマートフォンを使って灌水予約ができ、「いつ」「どこで」「どのくらい」灌水したかの記録や管理もおこなえる。既存の100V/200Vコンセントプラグに差し込み専用の電磁弁と接続するだけなので、大がかりな設置工事も必要ない。
SenSproutの灌水制御システムを導入することで、遠隔操作による灌水と管理が可能となり、圃場に行く移動時間および、灌水作業に掛かる労力の削減につながる。
灌水制御装置の販売価格は、灌水制御装置 x 1台、灌水ゲートウェイ x 1台、専用電磁弁 x 2台の一式で398,000円(税抜)。
ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000025463.html