リビングロボット、感情読み取りペット型ロボットの開発に着手。

 (株)リビングロボットは、福島大学共生システム理工学類および日本大学工学部と共に、人の感情やストレスの状態を読み取って動くペット型ロボットの開発に着手した。

 開発に当たり福島県の「産学連携ロボット研究開発支援事業」に採択されており、2027(令和9)年度の商品化を目指し、1人暮らしや孤独を抱える人の心のケアをはじめ、介護や保育の現場などでの幅広い活用を目標とするとのこと。

【背景】
 現代社会における孤独の問題は深刻化しており、1人暮らしの高齢者や、働き盛りで人間関係に悩む人々の精神的支えとなる存在は、今まで以上に重要視されている。
 そんな社会のニーズに応えるべく、福島大学、日本大学工学部との産学連携のもと、人の心に寄り添うロボットを開発することに着手した。

【開発内容】
 福島大共生システム理工学類の衣川潤准教授を中心に、リビングロボットと日大工学部が今春から研究を進めており、衣川准教授の研究室の学生がすでに開発した成果を活用する方向である。
 センサを使って持ち主の声や視線などから感情を読み取り、適切な反応を示すロボットにするの事を目標とし、ウエアラブル(着衣型)機器などで心拍数や瞳孔、声の特徴などを数値化し、前向きや後ろ向きなどの感情と結び付けてAIに学習させる。
 読み取った感情に応じて猫のようにすり寄ったりかわいらしく鳴いたりできれば、持ち主に心理的な安心感や共感を与えることができる。
「癒やし」に適したロボットの形状も並行して探究しており、働く世代や独居世帯の高齢者、子どもら一人一人の年齢や性格に合わせて反応する「パーソナルロボット」として家庭に普及させたいとしている。

 リビングロボットは、「人の生活に寄り添う」というテーマで学習パートナーの「あるくメカトロウィーゴ」を商品化しており、より人の精神的な支えとなる機能にカスタマイズし、価格を現在の「あるくメカトロウィーゴ」の半額程度に抑えて販売する予定という。
 開発に当たり県の「産学連携ロボット研究開発支援事業」に採択されており3年間で支援を受けながら2027(令和9)年度の商品化を目指すとのこと。

プレスリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000094064.html