空間伝送型ワイヤレス給電ソリューション「AirPlug™」GROWTH文京飯田橋に導入決定

 米・スタンフォード大学発のスタートアップ企業、エイターリンク(株)は、空間伝送型ワイヤレス給電ソリューション「AirPlug™*」を住友不動産(株)のスタートアップ支援の一環として、スタートアップも入居しやすいよう敷金を抑え、家具やネット環境を予め完備したインキュベーションオフィスGROWTH文京飯田橋に導入する。
* AirPlug™は、エイターリンク(株)の登録商標。

◇空間伝送型ワイヤレス給電導入が解決するビル課題とは
 ビル不動産業界では、発達目覚ましいIoT機器などのICT技術をビル竣工後の運用中に中途導入することは、設備のレノベーション機会でない限り、配線の敷設や既存設備の設定変更に関連した莫大なコストが発生する為、簡単には導入できないといった、ビルオーナーにとって頭の痛い課題があった。
 エイターリンクの空間伝送型ワイヤレス給電AirPlug™は、センサ等のIoT機器によるセンシングの完全なワイヤレス化を実現する。これにより、配線不要でセンサ・IoT機器類の敷設・交換がソフトウェア上の登録のみで簡単に完了する為、ビルの持続的なICTインフラ環境のアップデートを可能にする。AirPlug™の空調の最適化ソリューションにより、ビル居住空間内の最適化を実現し、利用者様の利便性・快適性のさらなる向上を目指すとともに、空調運転のランニングコストを低減、排出されるCO2削減を推進していくとのこと。

◇空間伝送型ワイヤレス給電ソリューション「AirPlug™」概要
 AirPlug™は「電波を用いて人の居住環境にワイヤレス給電空間を創る」空間伝送型ワイヤレス給電ソリューション。最大17m以上の給電距離に加え、移動体に対しても給電可能な低い角度依存性を持つ独自の送受電技術を備えており、空間内にデジタルツイン環境を構築することが可能となる。

プレスリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000071264.html