浜ホト、Photon number resolving実現 qCMOSカメラ「ORCA-Quest」の後継機

浜松ホトニクス(株)は2024年3月18日より科学計測用カメラ「ORCA®-Quest 2(オルカ クエスト ツー) qCMOS®(キューシーモス)カメラ C15550-22UP」を販売開始。究極の定量イメージングを実現し好評を博した「ORCA®-Quest」の後継機として、極めて低ノイズなスキャンモードにおける読み出し速度の5倍におよぶ高速化や、紫外領域での感度向上などを新たに実現している。


■ORCA®-Questからの改良点
1. 極めて低ノイズなスキャンモードにおける読み出し速度の5倍におよぶ高速化 : 読み出しノイズ 0.30 e- rms @ 25.4フレーム/秒 (全画素読み出し時)
光子数識別を可能とするUltra quiet scanの高速化をイメージセンサ駆動の最適化により実現した。これにより究極の定量イメージングを活用できるアプリケーションの範囲を大きく拡大する。

2. 紫外領域での感度向上 : 50 % @ 300 nm、69.8 % @ 350 nm
イメージセンサ窓材の反射コーティングの最適化により、紫外領域での感度の向上を実現した。イオントラップ方式の量子コンピュータや半導体などの分野でさらなる貢献が期待できる。

3. Rawデータ出力機能
デジタル信号から光電子数を推定する任意のアルゴリズムを使用できるようRawデータの出力モードを搭載した。

4. 外部トリガモードの高速化
新しいエッジトリガモードでは、ローリングシャッタ読み出し時に外部トリガを入力して露光開始できるようになり、フレームレートの更なる高速化を実現した。

製品サイト:https://www.hamamatsu.com/jp/ja/product/cameras/qcmos-cameras/C15550-22UP.html