ヒートアイランド現象対策でAIソリューションを活用した遮熱塗料噴霧サービスの実験

スタンダード・リンク(株)とNCK(株)は、スタンダード・リンクの提供するAI技術を活用した遮熱塗料噴霧に関する実験を行うことで合意した。

ドローンを活用した遮熱塗料の噴霧により、環境への貢献と効果都市温暖化対策を目指す。さらには、スタンダード・リンクが保有するセンサーAI技術を活用した屋根の劣化調査、汚れ調査等の新しいサービスをNCKとともに認定店に提案していくことついても合意した。

 スタンダード・リンクは、将来の技術革新と市場拡大に向け、IoT、カメラ技術、AI開発のエキスパートとして、新たな価値の創造と可能性の検討を目指している。これらの技術を活用するために、ドローン開発技術を要しており、各々の課題に対して、開発を推進し、国内および海外にサービスを提供している。

 NCKは、建築物の温度上昇を抑え、アイランドヒート現象を防ぐ効果のある遮熱塗料のメーカーであり、国内、海外でも多数実績があり、1000社以上の施工認定店を保有している。

●プロジェクトのハイライト
・遮熱塗料噴霧の新しい手法:両社は、ヒートアイランド現象の緩和に向けて、遮熱塗料を建物や舗装に効果的に噴霧するためにドローンを活用するプロジェクトを共同で進める。
・効果的な塗料噴霧技術:ドローンを使用することで、高所や難アクセスな場所にも簡単に遮熱塗料を噴霧でき、従来の手法よりも迅速で効率的な施工が可能である。
・環境への配慮:開発される遮熱塗料は、塗装した建物外皮を外気温と同温程度に推移させ、”熱だまり”を起こさない。これにより、屋内のエアコンの低消費化および持続可能な都市部におけるヒートアイランド現象の軽減に貢献する。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000115625.html