AI潅水施肥システムのゼロアグリ、SDGsを意識した野菜ブランドの実証販売を開始

(株)ルートレック・ネットワークスは、同社が開発しているAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」を導入している生産者が作った野菜のブランド「美やさい」を立ち上げた。水と肥料をコントロールし、品質高く、節水や化学肥料削減に配慮して栽培した野菜を「美やさい」とし、今後ECサイトや大手スーパー等にて販売をする予定で。10月14日にはヒルズマルシェ(※1)にて実証販売を開始する。

※1 2009年9月より開始された都内でも老舗のマルシェの1つ。毎週土曜日にアーク・カラヤン広場にて開催中。 (アークヒルズ全体のイベント時等、時間を変更する場合有り。)
参考URL:https://www.arkhills.com/hillsmarche/

●経緯
 ルートレック・ネットワークスが開発を行うAI潅水施肥システム「ゼロアグリ」は、パイプハウス向けのスマート環境制御機器として、全国で370台以上が導入されており、作物の品質向上、収量向上、生産者の方の生産性向上に貢献している。今後スマート農業機器の活用メリットの向上や普及、認知度向上をより強化していく上で、作物の生産プロセスのみならず、販売面でも生産者をサポートしていくことが重要である。
また昨今では、農水省が掲げる「みどりの食料システム戦略」により、農業においてもCO₂排出削減を意識した栽培手法が重要視されているが、販売された野菜に対する消費者の環境問題の意識はまだ高くないのが現状である。

 そこで同社は、スマート農業機器を活用して生産した品質の高い野菜をブランド化し、高品質の野菜を求めるお客様と生産者を結びつけることで、消費者に対してスマート農業や農業における環境問題のアピールを行うと共に、品質の高い野菜を安心して買ってもらうことをめざし、地球にやさしい、美味しい野菜「美やさい」として実証販売を開始する。

●今後の展開
(株)クボタがグループ社員や日本生命の社員を対象に展開する産地直送通販サイト「クボタべっぴんファーム(※2)」で先行販売を行っている。今後2023年10月14日のヒルズマルシェでの実証販売に加え、高付加価値型のスーパー等での販売展開をしていく予定。
※2 参考URL:https://www.kubota.co.jp/news/2023/management-20230227.html

ニュースリリースサイト:ttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000060692.html