浜松市の実証実験サポート事業において、ベンチャー企業等8社が一次審査を通過

浜松市では社会的課題の解決×テクノロジー活用による産業振興を推進するため、様々な自然環境を抱える浜松市を舞台にした実証実験プロジェクトを全国より募集する「浜松市実証実験サポート事業」を今年度より実施している。その一次審査(書類)において、ベンチャー企業等8社が審査を通過したと発表した。

実証実験サポート事業について
浜松市は、今年度より「実証実験サポート事業」を実施しているが、この事業は、浜松市をフィールドとして実施する実証実験プロジェクトを全国のベンチャー企業等から募集し、優秀な独自技術やアイデアを活用した実証実験プロジェクトについては、実証フィールドの提供、実験に係る費用の補助等の支援を行うものとなっている。
実証実験プロジェクトを対象とした支援を通じ、浜松市の抱える社会課題の解決や市民生活の質の向上につなげていくとともに、ベンチャー企業等への支援により本地域の産業振興を図ることを目的とするという。

■一次審査(書類)通過企業(順不同)
今年度は全国のスタートアップ26社よりご提案頂き、以下の8社が一次審査(書類)を通過することとなった。

・アンター株式会社 
 プラン名称:医師同士のネットワークを通じた地域における新規事業創出 
・株式会社CUVEYES 
 プラン名称:浜松市×SPOBY 
・株式会社Z-Works 
 プラン名称:IoTセンサーによる健康寿命延伸プロジェクト 
・トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 
 プラン名称:排泄予測デバイス「DFree」を活用した医療の質向上に向けた取り組み 
・PerceptIn Japan合同会社 
 プラン名称:マイクロ・ロボットモビリティ
・株式会社FromTo
 プラン名称:お試し移住で繋がる関係人口プラットフォーム「flato」
・株式会社ムジカル
 プラン名称:音楽文化プラットフォーム実証実験プロジェクト
・他1社

■今後の事業スケジュールについて
上記の通過企業に対して、浜松市は実証実験プロジェクトのブラッシュアップ及び実施可能性の確認を目的とした相談会を実施した。2019年11月12日(火)の二次審査(プレゼン)に向けて、各通過企業において再度ブラッシュアップの期間となる。二次審査(プレゼン)を通過した企業が最終的な採択企業となり、約1年間の実証実験に取り組むことになるとのこと。
※採択企業数は3~5社を想定

浜松市実証実験サポート事業ページ:
URL:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/hamact/hjs/index.html