ACCESS、オープンイノベーションによるIoT・AIプラットフォーム事業を拡大

(株)ACCESSはこの度、(株)長谷工コーポレーションが新たに展開する「ICTマンション」プロジェクトに参画し情報プラットフォーム(「BIM(※1) & LIM(※2) Cloud」」のうち、「LIM Cloud」構築を担当することを発表した。

【長谷工コーポレーションの「ICTマンション」概要】
「ICTマンション」とは、長谷工コーポレーショングループが保有するマンションに各種センサや顔認識システムなどを導入し、各種住宅設備から得られる情報と合わせて、様々なデジタルデータを“暮らし情報“として、情報プラットフォーム(「BIM & LIM Cloud」)に集積し、分析・活用することで、セキュリティ、見守り、情報サービス、防災、修繕といった日々の暮らしの安心安全、また建物の長寿命化に活用していくものであるとのこと。

【「LIM Cloud」概要】(※左上画像)
今回ACCESSが開発を担当した「LIM Cloud」とは、長谷工コーポレーションが提供するAWSのインフラを活用したサーバーレスプラットフォームであり、センサデータ、ライフログデータなどのくらし情報を、「BIM & LIM Cloud」に集約・蓄積して分析・解析することにより、入居者の利便性向上やサービス向上など付加価値の高いマンションを提供するもの。

【ACCESSの狙いと今後の展開】
ACCESSは、これまで、AWSを活用したIoTサービス向けプラットフォーム(BaaS/PaaS)「ACCESS Connect」を提供するなど、AWS上でのシステム構築における豊富な知見と商用実績を有し、2018年には、国内で初めて、「AWS IoTコンピテンシーパートナー」(“Platform Providers”カテゴリー)に認定されている。今後、各社技術やサービスを積極的に取り入れたオープンイノベーションを推進しながら、「ACCESS Connect」を介して蓄積したデータの利活用や分析といった領域にもビジネスを拡大していくとしている。

(※1)BIM(Building Information Modeling)とは長谷工コーポレーションの登録商標であり、特徴である連動性・可視性・一元性に加え、長谷工コーポレーションの設計・施工のノウハウを組み込むことで設計品質と生産効率を向上する。
(※2)LIM(Living Information Modeling)とは長谷工コーポレーションの登録商標であり、マンションに住む人のあらゆる情報をデータ化し、みえる化することで、安全・安心やニーズに合った管理、情報サービスや見守り、防災対応などを提供するシステム。

プレスリリースサイト(access):
https://www.access-company.com/news_event/archives/2019/0913-2/