IMV、振動ピックアップの新製品「VP-8021A」を発表

IMV(株)は、振動ピックアップ(振動センサ)の新製品「VP-8021A」を発表した。VP-8021Aは、IMVの業界トップクラスの高周波振動計測技術と、最新の高周波振動センサ技術の組み合わせにより、市場のニーズに応える高性能を実現するとともに、価格性能比に優れた振動ピックアップであるとのこと。IMVでは、工場設備、発電所、動力源、回転機構といった機械振動領域や、建物、乗り物、人体、地震といった環境振動領域で、IoT(もののインターネット)やAI(人工知能)を活用した多点振動観測や監視を活用したい企業からの導入を期待しているという。
VP-8021Aは、2019年夏に限定顧客向けに評価用サンプル出荷、量産は2019年9月の予定としている。

VP-8021Aの主な特長
1.IoT対応の 超小型振動ピックアップ(センサ)
2.MEMSでも10kHzの測定が可能
3.コンパクト設計により、業界初クラスの安価でのご提供が可能
4.多点機械設備診断に対応5.精度を確保する独自の雑振動抑制構造
5.精度を確保する独自の雑振動抑制構造(特許申請中)
6.IEPE駆動への対応

●VP-8021Aのスペック一覧
[項目]        [性能]
型式         VP-8021A
共振周波数      18kHz <
振動周波数範囲    10Hz~8kHz(±1dB)
           8kHz~10kHz(±3dB)
感度         3.85mV/m(s2)
加速度範囲      > 5000m/s2
使用温度範囲     -30 to 120 °C
サイズ(突起部除く)  Φ17mm x 30mm
入出力        IEPE (ICP)

プレスリリースサイト(IMV):https://www.imv.co.jp/company/news/file/press_vp8021a.pdf