オプテックス、在席の「今を可視化」する存在検知センサー発売

オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は、オフィス内の会議室利用状況やシェアスペースの在席状況などを確認できる存在検知センサー「CPD」を8月より販売開始する。 働き方改革に代表される、活発なコミュニケーションや自由なワークスタイルに合致した、フリースペースの効果的な運用を実現するために開発した製品となっている。

現在、IoTを活用してオフィス内の会議室や休憩所・フリーデスクの利用状況などの確認や、慢性的なスペース不足を解消するために、オフィススペースの最適化を行うコンサルティングサービスを導入、または導入を検討する企業が増加している。 
このサービスは、天井や机などの下に設置された人感センサーによって人の在/不在を判別し、そこで得られた情報からスペースの空き状況や在席状況を可視化、ユーザの利便性向上・無駄スペースの解消・利用状況に応じたレイアウトの最適化提案などを行う。

これらのサービスでは、人の存在を判別するさまざまなセンサーが利用されているが、実際に確認すると空いているはずの会議室が使用されていたり、誰も使用していない会議室が利用中となっているなど、センシング精度に課題があった。

オプテックスのワイヤレス存在検知センサー「CPD」は、集中している状態などのほとんど体の動きがない時や、座席の周りに人の往来がある時でも、着席している人を確実に判別できるので、高い精度で利用状況確認が可能。
設定はボタンのみで配線不要の簡単取付。多くの場所に設置しても導入ハードルの低い価格設定を実現し、オフィスのスペースマネジメントの運用者、施工者の双方の負担低減に対応する。

センサーから得た在席情報を在席管理システムなどと連携することで、PCやスマートフォンから遠隔で「今」の状況を把握できる。これにより、オフィスのスペースマネジメントを推進する運用者にとっては、スペースの有効活用の実践や生産性向上とともに、ワークスタイル改善投資に対する費用対効果を高めることが可能。 また、利用者にとっては、空いている場所を探したり、待ち時間を短縮できるなど、効率的な行動をとることが可能である。

関連サイト:
http://www.optex.co.jp/news/whatsnew_detail.cgi?ID=20180604144028