小糸製作所、Blickfeld社とヘッドランプ搭載LiDARの共同検討を開始

(株)小糸製作所は、は、LiDAR技術の開発企業である Blickfeld GmbHと共同で小型LiDAR のサンプルを試作し、ヘッドランプに搭載するための検討を開始したと発表した。

同社の自動車照明器技術とLiDAR技術を組み合わせることにより,自動車メーカーは高性能なLiDARをひとつの統合部品として車両に搭載することが可能となり,先進運転支援システム(ADAS)や自動運転システムでの採用が期待できるとのこと。

Blickfeldの3次元ソリッドステートLiDARは,コア技術としてシリコンMEMSミラーを採用,コンパクト化を実現することにより,自動車照明器内部への搭載を容易としている。これにより車両のデザインに影響を与えることなく,リアルタイム3次元マッピング,物体検知のほか,物体認識や追跡も可能となるとしている。

ニュースリリースサイト(小糸製作所): https://www.koito.co.jp/global-image/news/pdf/201905211115312298955025ce35f436e581.pdf