ソルティスター、無線通信EnOcean対応のIoT POCキットをコアスタッフ社と共同開発

(株)ソルティスターは、電池不要の近距離無線通信規格EnOceanを活用したIoT(Internet of Things)検証キット「EnOcean Link POCキット with Armadillo-IoT」をコアスタッフ社と共同開発した。ゲートウェイ機器「Armadillo-IoTゲートウェイ G3」(アットマークテクノ製)にソルティスターが開発したEnOcean対応のミドルウェア(通信プロトコルスタック)を搭載し、開閉センサーと温度センサー、通信状態を可視化するWebアプリケーションとセットにしたPOCキット※1として11月14日に発売を開始する。
※1 Proof of Concept:新しい概念やアイディアなどの実現可能性を示すための検証

IoT分野において、様々なモノからデータを収集するセンサーの電池交換は、コストや利便性の面から問題となっており、メンテナンスを行うことなく、データを継続的に収集・送信できる仕組みが求められている。そこで解決策として注目を集めているのが、電池を使わずに振動・温度・光のエネルギーによって自己発電するエネルギーハーベスティング技術と超低消費電力技術を併せ持つ、無線通信規格EnOceanである。ソルティスターがコアスタッフ社と共同開発した「EnOcean Link POCキット with Armadillo-IoT」は、センサーとゲートウェイ間をEnOceanで通信するIoTシステムの検証環境を安価に構築することができるという。

価格:79,800円(税抜)
ゲートウェイ機器に「Armadillo-640」を採用した低価格版(44,800円 ※税抜)も11月末に発売予定。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000021695.html