八神S/S「豊橋市ICTを活用した健幸なまちづくりコンソーシアム」への参画

(株)八神製作所は、愛知県豊橋市と民間企業による「豊橋市ICTを活用した健幸なまちづくりコンソーシアム」に参画し、豊橋市内事業所の従業員を対象に、最新のヘルスケアサービスによる糖尿病予防を目的とした健康づくりプログラムを実施する。


1. ICTを活用した健康づくりプログラム概要

事業期間:令和4年11月から令和5年2月(予定)
主  催:豊橋市ICTを活用した健幸なまちづくりコンソーシアム
     (構成機関)
      豊橋市
      (株)八神製作所
      SOMPOひまわり生命保険(株)
      タウンドクター(株)
      カゴメ(株)
内  容:豊橋市内事業所の従業員を対象とした、ICT活用による糖尿病予防を目的とした
     健康づくりプログラムの実施
その他 :本事業は、令和4年度愛知県スマートシティモデル事業の採択事業。

2. 事業および当社参画の背景

 豊橋市は、全国・県に比べて糖尿病有病率(予備軍を含む)が高い傾向にある。こうしたことから、健康経営に着目し、平成31年度より豊橋商工会議所や協会けんぽ愛知支部と協定を結び、市内の健康経営・普及促進のため、市独自の認定・支援制度を設け、まち全体で健康経営を推進してきた。
 しかしながら、事業所によっては業務や勤務形態の兼ね合いにより、市が提供する集合型研修の実施が難しいことが課題であったことから、今回のICTを活用した最新のヘルスケアサービスにより、従業員が主にスマートフォンを使い、自身のペースで取り組める健康づくりプログラムの企画・実施に至った。また、糖尿病予防と関連する野菜の摂取量が全国平均に比べ豊橋市民が低いことにも着目し、市内のスーパー及び道の駅とよはしで、野菜摂取量が推定できる機器を設置し、野菜摂取の啓発も行う。
 一方、医療機器専門商社である同社は、2021年より、企業の健康経営を支援する事業活動を本格的にスタートさせ、2022年2月25日、豊橋市との健康経営の普及促進及び健康増進に関する連携協定を締結した。同協定締結以降、当社は豊橋市の健康経営推進の取り組みへの応援施策として、体力測定会の実施やヨガプログラムの提供などをしてきたことから、本コンソーシアムの参画に至った。

■具体的な取り組み

 【ICTを活用した糖尿病予防プログラム】
 (1)上腕に装着したセンサによる血糖値モニタリングとAI による健康アドバイス
 (2)生活習慣改善に役立つ食事・運動に関するヘルスリテラシーセミナー
 (3)精神科医の知見を基にしたAIを活用した食事カウンセリングによる食生活の改善

 【社会環境整備】
 (4)企業の健康課題の整理と健康づくりのアクションプラン作成支援
 (5)野菜摂取量が推定できる機器の設置による市内スーパーと道の駅での野菜摂取啓発

  ※本プログラムは、参加従業員に(1)~(3)を11月上旬から12月末日までの2か月間
   提供をするものです。(5)は、11月上旬から12月末日までの2か月間、機器を店舗に
   設置する。

■主な役割

 ・豊橋市 政策企画課・健康政策課…事務局、統括等
 ・株式会社八神製作所…セミナー・コンテンツ作成
 ・SOMPOひまわり生命保険株式会社…血糖値モニタリング
 ・タウンドクター株式会社…カウンセリング・セミナー
 ・カゴメ株式会社…野菜摂取量推定器機の設置

4.今後の展開について
 同社は、本コンソーシアムへの参画を契機に、健康経営支援事業の更なる拡大を目指し、人々の健康の支援を通じて「人生100年時代」における社会やお客様の課題解決に貢献したいとしている。

ニュースリリースサイト:https://www.yagami.co.jp/news/1674