ST、極高い降圧比を実現する柔軟性に優れた小型同期整流式降圧レギュレータ

STマイクロエレクトロニクスは、同期整流式降圧レギュレータ「L3751」を発表した。同製品は、小型(3.5 x 4.5mm)で6V~75Vの入力電圧範囲を備え、産業機器やバッテリ駆動の軽電気自動車、一般的に使用される24V / 48Vのバスを備えた通信機器やネットワーク機器など、さまざまなアプリケーションに最適であるという。

L3751は、最小オン時間が40nsで、きわめて短いデューティ・サイクルに対応できるため、高い降圧比を実現する。これにより、中間に電圧変換回路を配置することなく、低電圧の機器に電源を直接供給できるため、回路設計の簡略化と部品コストの削減に貢献する。また、7.5Vのゲート・ドライバも集積されている。

L3751は、広範な電源電圧範囲に加え、100V耐圧の入力を備えているため、過酷な電気的環境下でも動作可能。スイッチング周波数は、100kHz~1MHzの範囲で調整できるため、外付けのMOSFETおよび受動部品の選択により回路サイズや性能、コストを柔軟に最適化できる。

また、軽負荷時のパルス・スキッピングを備え、ダイオード・エミュレーション・モードで動作するため、効率向上やリップルの最小化に貢献する。

L3751には、過熱保護、入力減電圧ロックアウト、ヒカップ・モードによる定電流保護、プログラム可能な電流検出といった幅広い保護機能が搭載されている。また、外部イネーブル・ピンとオープン・コレクタのパワーグッド・インジケータも備えている。

さらに、電源開発における製品選定を加速させる100Wの評価ボード「STEVAL-L3751V12」も提供されている。

L3751は現在量産中で、検査を簡略化するウェッタブル・フランクを備えたQFN20パッケージで提供される。単価は、1000個購入時に約1.36ドル。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001271.000001337.html