兵庫県たつの市、独居高齢者の外出促進と家族の自助意識強化の実証実験を開始

(株)チカクは、兵庫県たつの市、セコム(株)とセコムの見守りサービス「まごチャンネル with SECOM」を活用し、独居高齢者の外出促進と家族の自助意識強化の実証実験を2022年8月中旬より開始する。
それに伴い、本実証実験にご参加いただける10世帯を募集する。


本実証実験は昨年に実施した「たつの市 高齢者ゆるやかな見守り支援事業」【※1】の第2期。
第1期実証実験では「まごチャンネルwith SECOM」を活用した家族や自治体等からの呼びかけが、新型コロナウィルスにより発生した「新しい孤独・孤立」の解消に向けた「外出促進によるフレイル予防」、「離れた家族による自助の強化」に有用性があることを確認した。
【※1】たつの市 高齢者ゆるやかな見守り支援事業の最終報告(2022年1月19日)
 https://www.chikaku.co.jp/press/1dMQVy2y

「まごチャンネル with SECOM」は、セコムとチカクが協働して開発した「たのしい、みまもり。」がコンセプトの高齢者向け見守りサービス。チカクの「まごチャンネル」を通じて、家族がスマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビで楽しむことができ、家族側では「まごチャンネル」本体に接続したセコムの環境センサからの情報をもとに「みまもりアンテナ」アプリを使って、離れて暮らすご実家の起床や就寝、室内の温湿度の確認や熱中症危険度のお知らせを受け取ることが可能である。【※2】
【※2】https://www.secom.co.jp/corporate/release/2019/nr_20191210_2.html

今回の実証実験では、主に独居高齢者を対象に自宅に「まごチャンネル with SECOM」を設置し、家族から動画や写真を送ることによる家族間のコミュニケーションを図り、環境センサからの情報による自助意識の強化を目指す。また、たつの市やセコムから高齢者宅の「まごチャンネル with SECOM」に外出の促進【※3】や熱中症予防を促す動画をチカクのシステムを活用して配信していく。
【※3】外出の促進を促す動画の配信は感染症予防を考慮した場所や時期を案内する。

●実証実験概要
実証期間  :2022年8月中旬~3ヶ月程度の予定
対象者   :たつの市在住の65歳以上の独居高齢者(親族がたつの市外に在住)10名
主要検証内容:
①「まごチャンネル with SECOM」を活用した呼びかけによる高齢者の外出促進(意欲向上を含む)
②「まごチャンネル with SECOM」を活用することによる家族の自助意識の強化

●参加者の公募
現在、実証実験にご参加いただける10世帯を募集。参加条件は以下の通り。
なお、実証実験期間中は本体費用、月額利用料等の費用負担は無し。
1.市内に居住する65歳以上の独居⾼齢者
2.自宅にHDMI端末対応のTVがある方(※Wi-Fi等の通信環境の整備は不要)
3.動画や写真配信に協力していただける市外に居住する家族をお持ちの方
※応募者が多数の場合、見守りの必要度等を勘案したうえで決定。

参加を希望される方やご質問等がある方は、以下にご連絡のこと。
たつの市高年福祉課:0791-64-3152

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000171.000015422.html