SGST、医療法人一白会にて紫外線照射ロボットの実証実験を開始

(株)SGSTは、新型コロナウイルス対応として医療機関、介護施設、飲食店向けにロボットによる非接触サービス化の展開を進めている。 今般、医療法人社団 一白会の菊地脳神経外科・整形外科(所在地:東京都小金井市)において、クリニック内のウィルス対策に効果的な紫外線照射ロボットの実証実験(POC)を開始した。

【紫外線照射ロボットの概要】
SGSTは新型コロナウイルスを含むウィルスや細菌の不活化に有効とされる紫外線照射ロボットの医療機関や介護施設、飲食店への導入を支援している。紫外線照射ロボットにはUBTECH社製のADIBOT自走式モデルと手押し式モデルの2種類を取り扱っている。日本においては、紫外線照射によるウィルス対策措置として既にいくつかの欧米製品が市場投入されているが、機能比較においても他社製品を上回る強力なウィルス対策性能を発揮するという。

【POC概要】
クリニックにおける紫外線照射ロボット活用の有効性を検証するため、7月24日から2週間にわたり、新型コロナウィルス対応を進める一白会 菊地脳神経・整形外科の協力を得て、紫外線照射の実証実験を行う。

期間:2021年7月24日~8月6日
場所:新型コロナワクチン接種会場とクリニック診察室
内容:紫外線照射ロボットによるワクチン接種会場、クリニック診察室への照射
ロボット:UBTECH社製紫外線照射ロボット「ADIBOT 手押し式モデル」(Total UVC Power=1,240W)

【ロボットソリューションについて】
同社では新型コロナウイルス対応で疲弊する医療スタッフの負荷軽減を目的として、AI搭載のロボットによる非接触サービス化を提案している。紫外線照射作業はネットを通じ管理者のスマホやPCに作業完了レポートが送信され、複数台のロボットを一人の管理者が同時に作業遂行させることが可能となっている。また、規模の大きい病院の場合には、院内の案内係ロボットとしての活用も提案していくとのこと。
医療機関以外では、飲食業における配膳ロボットの活用で人件費削減や非接触サービス化を実現しているという。

ニュースリリースサイト(SGST):https://robotics.sgst.ai/news/news_20210726.html