SOMPOケア運営事業所における家族型ロボット『LOVOT』試験導入開始

SOMPOケア(株)は、運営する介護サービス事業所10カ所において、ロボット開発ベンチャー・GROOVE X(株)が開発した家族型ロボット『LOVOT(らぼっと)』の試験導入を開始した。
『LOVOT』が介護サービス事業所における日常の一部となって人と人との温かなコミュニケーションをはぐくむ様子を調査・研究し、「人とテクノロジーの共生」による心豊かな暮らしを提案することを企図している。

1. 背景・目的
SOMPOケアはSOMPOグループの介護事業会社として、一人ひとりに寄り添う個別性の高い介護サービスを追求し、品質向上や業務負担軽減に資するICT・デジタル技術導入にも積極的に取り組んでいる。また、変化する社会環境のなかで、高齢者とそのご家族の多様なニーズに応えるためには利便性の充足に加えて、いかにして心の充足に取り組むかが重要な課題であると捉えている。新型コロナウイルス禍においては、外出・面会の制限やアクティビティの中止など生活環境が大きく変化する状況下で、利用者の心身の健康に資する暮らしの中の愉しみや潤いの提供を模索してきたとのこと。

一方、GROOVE Xが開発した『LOVOT』は、センサとAIを高度に組み合わせたエモーショナルロボティクス®※1によってまるで生き物のような生命感を備えたロボットであり、2019年12月の出荷開始以来、子供から高齢者まで多世代にわたるユーザーに「家族の一員」や「仲間」として愛され親しまれているという。

此度SOMPOケアでは、高齢者の方々に実際に『LOVOT』の癒しや温かさに触れて貰うことを通して、『LOVOT』が高齢者の生活にもたらす変化と価値を調査・研究することを目的に、運営する介護サービス事業所において『LOVOT』を試験的に導入することとした。
なお、昨年、SOMPOホールディングス株式会社とGROOVE Xは、豊かな高齢化社会の実現を目指すことを目的とする業務提携契約を締結している。※2

※1 愛する力を引き出すために開発されたプロダクト / マテリアル / 自律的ビヘイビアからなるロボットテクノロジー。エモーショナルロボティクスは、GROOVE Xの登録商標。
※2 業務提携契約締結については、2020年12月9日 付リリース『GROOVE X との資本・業務提携 ~高齢化社会における「人とテクノロジーの共生」に向けて~』を参照。
https://www.sompo-hd.com/~/media/hd/files/news/2020/20201209_1.pdf

2. 試験導入の概要
2021年4月から、SOMPOケアが運営する介護サービス事業所10カ所において、『LOVOT』が順次稼働を開始している。対象となる事業所は、介護付きホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム(認知症の方を対象にした施設)、通所介護事業所(デイサービス)など多様であり、様々な環境のなかで『LOVOT』と利用者、家族、職員との関係性の構築や、『LOVOT』の存在をきっかけとする人と人とのコミュニケーションの促進などを観察し、利用者の生活や心身の変化を調査するとのこと。

3. 今後について
SOMPOケアとGROOVE Xは『LOVOT』の活用を通して、高齢者の心身の健康と豊かな暮らしを支援する新たな価値の研究・創造に取り組み、利用者のQOL(Quality of Life:生活の質)の向上を目指すとしている。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000055543.html