各社の光センサ関連製品

ケイエルブイ 近赤外分光センサモジュール
超小型 近赤外分光センサモジュール NIRONE

<製品写真>

NIRONE Sensor
NIRONE Device

<製品説明>
Spectral Engines社のNIRONEは、MEMS型ファブリペロー技術を採用した近赤外分光センサである。近赤外分光センサは、研究用途では幅広く用いられているが、大きさとコストの面から産業界での実用化は一部の装置に限られていた。
Spectral Engines社のNIRONEは、MEMS技術を用いることにより、高性能で超小型、低価格化を実現することができた。これにより、従来の分光器では不向きだった携帯機器や、IoT用途の大量生産が求められる用途などへの導入にも応用が期待できる。

NIRONEは近赤外分光測定に必要な部品を全て搭載

■NIRONE Sensor:近赤外分光センサモジュール
25x25x17mmの超小型サイズであり、重さはわずか15gにもかかわらず、高い性能を有している。コンパクトで堅牢なモジュールの中に2つの光源を内蔵、さらに、組み込み用インターフェースにも対応しており、食品、農業、製薬、その他の市場の生産ラインへの組み込みにも適したモジュールである。

特長
・超小型 25×25×17mm、軽量:約15g
・高感度
・光源内蔵
・データ取得、データ保存、ランプ光量制御可能

主な仕様
タイプNo. NIRONE S1.7 NIRONE S2.0 NIRONE S2.2
波長範囲 1.3 ‒ 1.65μm 1.55 ‒ 1.95μm 1.75 ‒ 2.15μm
波長分解能(FWHM) 14 ‒ 18nm 16 ‒ 22nm 20 ‒ 26nm
検出器 InGaAs(単一素子)
内蔵光源 2タングステンバキュームランプ
ランプ寿命 >40,000時間
波長ポイント 512ポイント(最小ステップ0.1nm)
波長切り替え時間 1ms
SNR > 10,000(typ.平均化なし)
波長温度応答(max.) 0.1nm/°C
動作温度範囲 10..+50°C(結露なし)
消費電力 < 1.1 W(peak)/ < 300mW(nominal)
光学インターフェース マイクロ反射光学素子/SMAコネクタ
電気インターフェース Supply Voltage 5V
UART(3.3V
I2C(3.3V)
and digital trig in/out(3.3V)
機械インターフェース Mountable on PCB. Two M2 screws and PCB connector.
PCB area of 25 x 25 mm2 needed
サイズ
(幅 x長さ x高さ)
25x25x17.5mm3
重量 15g

■NIRONE Device:Bluetooth内蔵 近赤外分光センサデバイス
NIRONE Deviceは、NIRONE Sensorが組み込まれたポケットサイズのワイヤレス近赤外反射測定装置である。Bluetoothでスマートフォンやタブレット端末などの携帯機器とワイヤレスで接続し、近赤外の分光測定を簡単に行うことができる。

特長
・測定が早い(typically in seconds)
・Bluetooth
・スペクトルデータをモバイルアプリケーションで簡単に表示
・SDK

<応用範囲>
水分測定、食品(食品品質、成分分析)、薬品、繊維
IoT、スマート農業、スマート家電

問合せ先
ケイエルブイ株式会社
現住所 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-2
移転先住所: 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1-1 
※(2018年8月27日からの移転先住所です。)

TEL: 03-3258-1238 FAX: 03-3258-5689
E-mail: toiawase@klv.co.jp
URL: https://www.klv.co.jp