LPWA(狭帯域無線)で画像伝送を可能にする独自開発の画像“超高圧縮”技術

(株)情報システム総合研究所(以下 ISRI)は、独自開発の画像の超高圧縮技術(MX Codec)を基にしたソリューション展開を図っている。今回、ISRIの超高圧縮技術(MX Codec)がエヌエスティ・グローバリスト(株)(以下 NSTG)の「SR-PicSen」にて採用されたという。

ISRIでは、狭帯域での画像伝送分野のリーディングカンパニーとして、静止画像を付加させたセンサーデータソリューションをLPWAなどの狭帯域無線で実現している。
携帯電話網を使用せず、独自の無線を使用することで、“災害時でも画像伝送を可能とする”システムは市町村防災行政無線やダム監視システム等で数多くの事例を手掛けた実績があるとのこと。

【独自開発の画像圧縮技術(MX Codec)の紹介】※画像
驚異的な画像圧縮技術(JPEGの3~5倍の能力)
圧縮率は設定により変更可能。(一般使用範囲1/50~1/300程度)

【SR-PicSen概要】
NSTGでは、LPWA通信モジュールを搭載した小型ユニット・低コスト化を実現させた結果、出荷累積:14,000台でセンサーを活用したサービス立ち上げは5年間で数多く(実績案件:約100以上)の事例を手掛けた実績を誇っており、「SR-PicSen」は“自然災害対策”の利用目的で契約数が増加しているという。

1. センサーユニット
  アナログ(4-20mAまたは0-5V):2ch、デジタル入力:4ch、
  CT電流:4系統、シリアル(RS232CまたはRS485):1ch
2. 通信ユニット
  通信方式:LoRa、LTE-M、LTE
3. 画像ユニット
  センサー向けLoRa無線で画像伝送を可能とした高圧縮技術
4. 電源装置ユニット
  太陽光パネルと50Ah大容量バッテリー(鉛またはリン酸鉄リチウム)
5. バッテリー劣化計測ユニット
  遠隔地からバッテリー監視して交換時期や性能状態を把握
6. 万が一に備えた落雷対策
  各種(電源、信号、通信)SPDの組み入れにも対応
7. 低価格
  従来の価格で計測ポイントを2箇所に導入設置できる価格設定
8. 可視化/メール通知サービス ※月額サービス料は別途必要
  見栄え重視ではなく本当に必要な機能だけを絞り込んだ設計・開発
導入検証向けに短期間レンタルもご用意

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000069923.html