稼働状況をリアルタイムでモニタリングする「設備稼働リモート監視キット」の販売を開始

東京エレクトロンデバイス(株)(以下、TED)は、IoTを用いた設備稼働のリモート監視システムを簡単に構築でき、稼働状況をリアルタイムでモニタリングする「設備稼働リモート監視キット」を2020年9月30日より販売開始する。

■背景
これまで多くの製造現場では、設備にタワーライトを設置し、現場担当者が点灯状態を目視確認することで稼働状況の監視を行ってきたが、新型コロナウイルスの影響で製造現場における省人化へのニーズが高まり、現場に赴かなくてよいリモート監視システムが注目されている。
しかし、タワーライトの点灯状態のデータをセンシングするには、センサ取りつけのために製造設備の稼働を停止しなければならず、さらにセンサに電源を供給するための配線工事などの作業が必要。また、データを収集、可視化するシステムの開発も不可欠であり、導入時のコストや作業負荷、システム開発工数が課題である。

■「設備稼働リモート監視キット」について
「設備稼働リモート監視キット」は、タワーライトセンサの点灯状態のデータをIoTゲートウェイ経由でMicrosoft Azureに収集して可視化する、リモート監視システムを簡単に構築できるIoTキット。
光学センサにより点灯状態を検出できるAdvantech製のタワーライトセンサは、EnOcean無線通信技術を用いることでバッテリーが不要になり、電源供給の配線作業が発生しない。ワイヤレスであるため、既設のタワーライトに簡単に取り付けることができ、導入時の設置工事も必要ない。
タワーライトの点灯状態のデータはIoTゲートウェイ経由でクラウド(Microsoft Azure)上に収集し、IoTプラットフォーム(Advantech WISE-PaaS/EdgeSense)により点灯・消灯・点滅の3つの状態をモニタリングすることで、設備の稼働状態の可視化と稼働率の累積表示をリアルタイムで行う。 ユーザーの使用するタワーライトに応じて、表示するGUIのカスタムも可能。
また、モニタリングデータをCSVファイルで出力して設備の停止回数やアラートの内容を分析することで、設備の稼働率向上や、作業効率改善を検討することもできる。
本キットにより、設備の稼働状況のリモート監視システムの導入コストや工数を削減するとともに、生産性や品質の向上を実現するという。

■「設備稼働リモート監視キット」の機能・特長
・設備の積層灯の点灯状態をセンサでモニタリングし、クラウド経由で稼働状況を監視
・センサーは完全ワイヤレス対応、設置時の工事・配線不要
・最大4灯の積層灯に対応可能
・旧型の生産設備でも簡単にリモート監視を実現
・リアルタイムでの監視はもちろん、過去の稼働状況も確認可能

■提供価格
 298,000円(税抜)
製品サイト(TED):https://www.teldevice.co.jp/ted_real_iot/productservice/remote-monitoring/