ソニー 4800万画素スマホ向けCMOSイメージセンサを発売

一般的に画素の微細化を進めると、1画素あたりの集光効率が悪くなり、感度が低下するとともに、飽和信号量も低下するが、この製品では、集光効率、及び光電変換効率を従来よりも高める設計・製造技術を駆使することにより、感度と飽和信号量の高い世界最小0.8μmの微細画素の開発に初めて成功した。 さらに、新開発の画素を採用することで、対角8.0mmという多くのスマートフォンに搭載可能なサイズでありながら有効4800万画素を実現した。

また、隣接4画素が同色のカラーフィルターであるQuad Bayer配列を採用することにより、高感度と高解像度を両立。夜景撮影等低照度下での撮影時には、隣接する4画素の信号を加算することで、画素サイズ1.6μm相当(有効1200万画素)に感度を高め、低ノイズで明るい写真や動画の撮影が可能。日中屋外等での明るいシーン撮影時には、イメージセンサに搭載した独自の信号処理機能で配列変換することにより、リアルタイムで有効4800万画素の高解像度画像が得られる。

ニュースリリースサイト:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201807/18-060/