特集一覧 ※特集号のテキストをクリックすると該当する号の目次一覧に移動します。
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2022年8月号
モノづくりに欠かせない「リークディテクター技術」
液体・気体・真空を扱う多くの分野では漏れを検知することが重要で以前から各種方法が実行されてきた。これに加え、最近は半導体・食品・医薬などのパッケージ技術・包装分野での真空応用が進化しており、真空環境での漏れの検出は当該製品の品質に直結するためきわめて重要な技術項目となっている。漏れの有無のみならず漏れ量を把握することは製造工程管理の上からも重要であり、検出の客観性も要求されてきている。今月はこれら『リーク検出技術』の最先端について専門の方々に執筆いただいた。
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2022年7月号
「ボールSAWセンサ技術」
Si半導体製造技術を使ったMEMSセンサは各種分野で使用されている。その中の一つが表面弾性波を使ったSAWデバイスで、電子部品からセンサまで多く使われている。
2000年頃、それまでの半導体製造技術がウエファすなわち平面加工技術であるのに対し、Si球体を用いる画期的な新しい半導体製造技術が日本から発表され世界の脚光を浴びた。その後Si球体技術を応用し、圧電材球体技術へと進化、球体表面にSAWを構成する新しい技術開発へと進んだ。
今回はこの球体表面波を使った水素センサ、水分センサ、ガスクロマトなどへの応用について解説する。今後バイオ検査への適用など幅広い応用が期待される。 -
2022年6月号
あらゆる分野に広がる「イメージセンサ」(その2)
AI技術の進展に伴い画像計測とそこで使われるイメージセンサへの要望が高まっている。画像処理により今まで認識出来なかった情報が得られるようになり、産業・医療・環境など幅広い分野でイメージ情報の活用が行われている。この様な状況を鑑み、情報発信源である各種センサ技術に関連し、光学レンズに変わる新しい集光技術および赤外線イメージセンサ等の要素技術及び画像解析による医療応用およびOFDRによる3次元形状計測などへの応用について執筆いただいた。画像技術はこれからも大きく発展しその応用分野も拡大すると考えられるので今後も特集号として企画を継続する。
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2022年5月号
あらゆる分野に広がる「イメージセンサ」(その1)
近年、光関連技術の進展は目を見張るものがあり、デバイスから応用まで多くの新技術が発表されている。今回はその中で3件の基本技術に関して執筆いただいた。衛星画像計測、バイオイメージング、ライダーなど幅広い応用分野を持つ広域のスペクトル技術であるハイパースペクトル、高速現象の観測に不可欠な高速度カメラの現状さらには次世代X線計測に欠かせない画像センサであるCdTeデバイスについて解説されている。これらの技術が今後のスペクトル・画像計測の進展に大きく寄与する事を願っている。
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2022年4月号
持続可能なセンサに必要な「エネルギー ハーベスティング」
脱炭素の動きから環境発電の技術開発が進んでいる。特にセンサイトシステム(センサ+AI+IoT)ではセンサのMEMS化によるトリリオンセンサシステム構築、センサネットワークの無線システム構築が急激に進んでいる。これらは閉じたフィールドでの活用が多くなりその電源として環境発電の一つであるハーベスト・エネルギーへの期待が高まっている。一般の電力システムと異なり小電力ではあるが小型・耐久力が要望され多くの方式が検討されている。今回はこの様な社会システムの要望に応えるエネルギー ハーベステイングの状況について特集する。
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2022年3月号
センサ取扱い各社の戦略製品および 「光ファイバひずみセンサ建設分野向けマニュアル」の紹介
センサイトWEBジャーナルは技術解説や後術紹介記事を掲載することが多いが、今回はセンサ関連の製品を取り扱う企業の具体的な製品、サービスをご紹介頂くこととした。また、NPO法人光ファイバセンシング振興協会では、建設分野における分布型ひずみセンサ導入のためのマニュアルを発行されたのでご紹介頂く。当てはまる方には興味深いものとなりそうである。
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2022年2月号
センサに関連する「オープンイノベーション」
With CORONA/Post CORONAの時代を迎え企業活動に変化が見えてきている。各企業とも新規の事業活動に目を向けイノベーションを重視してきている。今までのような既存企業活動の中でのイノベーションでは無く、外部とのオープンイノベーションが重要視されてきており、ISO56000として国際的にも検討が進められている。この時に要となるのがベンチャー企業、学術分野活動そして各種研究機関の活動情報である。今回はそのようなオープンイノベーションで重要な鍵の一つである内外の研究・支援機関の活動事例を紹介する。企業のイノベーション活動の支援につながることを希望する。
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2022年1月号
洋上風力発電(その2)-浮体式を中心に-
脱炭素社会に向けた活動が活発になり、火力発電から再生エネルギーへの変換が進んでいる。日本は世界で6番目の海域の広さを持っており、その全域ではないにしても有効な洋上風力発電域を有している。海風は陸上とは異なり地形、樹木などの影響を受けない安定したエネルギー確保が期待出来る。そこでは日本周辺の海の深さを考慮し、浮体式の洋上風力発電の重要性が高まってきており、今後の発展が期待されている。
センサイトもこの点に着目し、浮体式洋上風力発電分野で寄与できる活動を企画中。
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2021年12月号
進化する「工業用 画像計測」
人間が受ける情報の8割は視覚から得られているといわれており、我々はこれらの情報を上手く利用し、日々快適な暮らしを送っている。人間の五感の代わりとなるセンサの中で視覚に相当する情報を扱う画像計測は、当然、重要な役割を担っており、最近は、特にAIの分野で注目されている。
そこで、今月は画像計測の応用例として偏光を利用した画像計測技術、自動車の画像計測技術、医療分野への応用についてそれぞれの専門分野の方の解説を掲載する。 -
2021年11月号
シリーズ『感覚センサ』-5 感性計測の新しい方向
「感覚・感性の計測」シリーズも今回で5回目となる。掲載内容も進化してきており人間と人工機能の融合へと進んできている。ロボットなどの人工機能には人間の感性・感覚を客観的に理解・表現することが重要となって来ている。今回はこの様な立場から疑似感情さらには感覚・感性の評価および展望を取り上げ、感性の客観的評価としての感動指数などについて執筆いただいた。これらは「感覚・感性の計測」の新しい方向を示すものと言える。