Canon、グローバルシャッター機能搭載のCMOSセンサを発売

キヤノンは、グローバルシャッター機能の搭載に加え、可視光域と近赤外線域※での撮像を同時に行うことができるCMOSセンサ”3U5MGXSBAI”を発売すると発表した。
※”3U5MGXSBAI”で撮像できる近赤外線の波長域は約800~1,000nm。

主な特長
“3U5MGXSBAI”は、2/3型で有効画素数約532万画素(2,592×2,056)のCMOSセンサ。グローバルシャッター機能を搭載し、高速で移動する被写体をゆがみなく正確に撮像することができるほか、可視光域と近赤外線域での撮像を同時に行うことが可能。キヤノンは、”3U5MGXSBAI”を投入することで、産業用途の画像認識における多様なニーズに応えるとしている。
例えば、食品工場において、カラー画像でパッケージ表面の印刷状態の検査を行うと同時に、近赤外線画像でパッケージ内部の異物検査を行うことが可能。また、交通監視では、1台のカメラで日中はカラー画像、夜間は近赤外線画像により、ナンバープレートなどの車両情報を認識することが可能とのこと。

ニュースリリースサイト(canon):https://canon.jp/newsrelease/2019-10/pr-3u5mgxsbai.html