ams、世界最小のデジタルIR近接センシングモジュールを発表

amsの日本法人amsジャパン(株)は本日、世界最小のデジタル近接センサモジュールを発表した。
超小型なTMD2635パッケージの体積はわずか1立方mmにとどまり、True Wireless Stereo(TWS)イヤホン製品を提供するオーディオメーカーは、より小型化、軽量化された工業デザインのイヤホン開発が可能となるとのこと。
このIR近接センサは、ワイヤレスイヤホンの挿入/取り外しを検出することでバッテリー駆動時間を延長し、もう一つのTMD2635と一緒に使うことで、ボタンの必要なく簡単な非接触式ジェスチャー制御を可能にするという。

TMD2635モジュールは完全な光ーデジタルセンサモジュールであり、低出力の赤外線VCSEL(垂直共振器面発光レーザ)エミッター、ニアフィールド/ファーフィールドセンシング用の2つのセンシングピクセル、デジタル高速モードI2Cインターフェースを全て、小型ランドグリッドアレイ(LGA)パッケージに組み込んでいるとのこと。
このモジュールの平均消費電流は、アクティブモード時が70uA、スリープモード時が0.7uA。

ニュースリリースサイト:https://www.dreamnews.jp/press/0000201711/