自動運転のフードデリバリーの試験走行許可をサンフランシスコで取得へ

米国のフードデリバリーのスタートアップであるポストメイツが、サンフランシスコ公共事業局から歩道における自動運転デリバリー機器の試験走行において条件付きで許可を取得したと「techcrunch」が伝えている。
正式な許可証は近日中に発行される予定で、発行されればポストメイツが正式に許可を受けた初めての企業となるとのこと。
サンフランシスコ市議会は2017年12月、歩道での自動運転デリバリー機器の試験走行実施を許可制にする条例を定めた。この条例では、許可期間は最大180日で、許可取得者ごとに自動運転デリバリー機器3台まで試験を認める。試験走行中は、機器の30フィート(約9メートル)以内に人間のオペレーターがいなければならない。
ポストメイツが試験走行を行うのは、半自動運転で歩道を走行するロボット「サーブ(serve)」。従来より小型・軽量化した新型LiDARなどのセンサやカメラ搭載の全電動で、50ポンド(約23キログラム)までの運搬ができるという。

ニュースサイト(techcrunch): https://techcrunch.com/2019/08/07/postmates-lands-first-ever-permit-to-test-sidewalk-delivery-robots-in-san-francisco/