農業用センサ製品解説「農業の未来へ貢献するITセンサ MIHARAS(ミハラス)」

製品名
「農業の未来へ貢献するITセンサ MIHARAS(ミハラス)」
ニシム電子工業株式会社

農業向けITセンサ「MIHARAS」(ミハラス)は、各種センサ端末とデータ収集装置、クラウドシステムにより、圃場環境の「見える化」を実施して、農業の「省力化」や「生産性向上」に貢献するセンサシステムである。
センサ端末については、用途に合わせ、水位や地温、EC(電気伝導度)、土壌含水率、気象情報など計測ができる。計測データは、ユーザー所有のパソコンやタブレット、スマートフォンを使ってリアルタイムで遠隔監視が可能となっている。

【システム構成】

【特徴】
農業向けITセンサ「MIHARAS(ミハラス)」の主な特徴は次の3つ。
①低コストでシステム導入が可能
これまで、高価であった水位センサを自社開発することで低コスト化を実現した。また、データ収集装置とセンサ端末間は、特定小電力無線(920MHz帯)の採用により、通信費が不要となりランニングコストを抑制できる。
②長距離通信で、広範囲・大規模圃場の監視が可能
データ収集装置とセンサ端末間の無線通信は、距離5km以上の通信を行なうことが可能である。また、データ収集装置1台に対し、最大100台のセンサ端末を接続する。
③設置が容易
センサ端末は保管性、可搬性を考慮し、細型、軽量設計(質量2.5kg以下)とした。また、乾電池で動作する為、商用電源を不要とし、設置方法も、付属品の杭を打ち、杭にセンサ端末を固定するだけで容易に設置できる。

【主な仕様】

【優位性】
スマート農業の普及には、機器の低コスト化が一つの鍵となっており、センサの低コスト化を実現するためには、出来る限りの部品を農業用途に合わせて自社開発する必要があった。水位センサは、1mm単位の分解能と、0~30cmの測定範囲に仕様を絞ったことで、水田用MIHARASのコストダウンに大きく貢献している。また、MIHARASのデザインにも意味がある。水稲のシーズンは台風が多く、出来るだけ風の影響を受けにくいポール形状とし、動物が配線をかじるなどの被害を無くすために配線も全てポールの中に納めた。
さらに、特定小電力無線(920MHz帯)での無線通信部分に関しては、長距離通信の特徴と併せ、データの欠測を無くすために独自の伝送方式を開発した。

【応用】
農業以外の分野でも、センサと無線技術を活用した遠隔環境モニタリングを望む声がある。農業向けにとどまらず、水産業や林業分野への応用や土木・建築分野などへの展開を推進していく。

【今後の展開】
農業における課題は、農業従事者の減少とその高齢化であり、今後、農業のIT化は急速に拡大することが予想される。
従って、圃場の「見える化」にとどまらず、遠隔で制御したいというお客様の声にもお応えするため、当社が培った高度な制御技術を適用することにより、更なる省力化や生産性向上につなげ、お客さまとともに、「魅力のある農業」の実現に向けて、MIHARASをはじめとするソリューションでスマート農業の加速化に貢献していく。

【問合せ先】
ニシム電子工業株式会社
TEL:092-482-4700
https://www.nishimu-products.jp/miharas