テラドローン、グリーンレーザを使ったUAV測量サービスを提供開始

テラドローン(株)(以下テラドローン)は、2019年4月23日に岩手県盛岡市の河川、24日に青森県東津軽郡の海岸部において、ドローン搭載型グリーンレーザ※1を用いた計測実証を成功した。本実証は、(株)吉田測量設計・(株)興和の協力のもと行われた。
既に、建設コンサル・測量会社様から、河川等の縦断測量案件の相談を受付けており、全国各地で計測を予定しているという。(※1:ASTRALite社提供:Topo-Bathy Lidar)

従来の深浅測量では、有人航空機搭載型グリーンレーザや船に搭載するマルチビームを用いた手法が主流となっており、計測に多くの時間や多額の費用を要していた。
ドローン搭載型グリーンレーザは、船が入り難いダムの測深計測や構造物の現況調査、河川や海岸における災害発生時、堤防・砂防計画前の設計用調査、建設後の維持管理等に用いることで、計測調査・維持管理の省力化、高精度化を実現するとのこと。
本実証では、オルソ画像との透明度比較、水質濁度計などを用い、計測地の水質調査の実施を行い、また従来の地上測量用の近赤外UAVレーザとの精度比較から、陸上座標情報においても従来手法と同程度の精度が出る事が確認されたとしている。

テラドローンでは、本製品を用いた期間限定計測トライアルを「全国10社限定」特別価格で提供する。また、2019年6月11・25日を予定して、本製品を用いた計測講習会を東京にて開催するとのこと。

計測トライアル・講習会の申込・詳細等:https://forms.gle/zmTW73oHudUQh2NQ8

ニュースリリース(テラドローン):https://www.terra-drone.net/blog/page-6189/