IoT Plug and Play対応したIoTセンサ・モジュールを発表

STマイクロエレクトロニクス(以下ST)は、すべてのユーザがIoT機能を活用する事ができるIoTセンサ・モジュール「SensorTile.box」を発表した。このセンサ・モジュールにより、データを収集し、センサ情報を簡単にクラウドに送信する手法を短時間で理解することができるという。

このプラグ・アンド・プレイ型のIoTセンサ・モジュールは、 Bluetooth(R) Low Energyを使ってスマートフォンと簡単に接続できるため、歩数計、アセット・トラッキング、環境モニタなどのようにセンサ機能を確認することができる。
SensorTile.boxは、経験豊富な設計者向けに、開発者モードとエキスパート・モードを備えており、グラフィカル・ウィザードの使用や独自の組込みプログラムの作成により、洗練されたアプリケーションを簡単に開発することができるとのこと。

使いやすさに加え、一般消費者やIoTの初心者からエキスパートまで、幅広いユーザが利用できる点が魅力のSensorTile.boxは、スマート機器を簡単にクラウドと接続してデータの収集・解析を行える、Azure IoT Central向けの新しいデモ用プラットフォームとして活用できる。

SensorTile.boxは、モーション、コンテキストおよび周辺環境を検出するSTの各種MEMSセンサを、IP54準拠の堅牢なプラスチック・ケース(57 x 38 x 20mm)に統合している。このモジュールは、 STのウェブサイト(https://www.st.com/ja/evaluation-tools/steval-mksbox1v1.html?icmp=tt11317_gl_prom_may2019)またはSTの販売代理店から、6月初旬に提供が開始される予定。

商用モジュールおよび関連サービスは、 STの認可パートナー企業であるFAE Technology社より提供される。詳細については、https://fae.technology/en/を参照のこと。

ニュースリリースサイト: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000967.000001337.html