LoRaWAN(TM)を活用したデバイスとネットワークサービスの開発で協業

株式会社144Lab(以下、144Lab)とセンスウェイ株式会社(以下、センスウェイ)はセンスウェイの提供するIoT通信プラットフォームサービスであるSenseWay Mission Connect(※1)を基盤として新たな製品開発と販売に向けた協業を開始することを発表した。

144Labは、画期的な製品・サービス開発技術と多数のIoT関連デバイスの販売実績があり、またグループ会社にはハードウェア分野での強力なEC販売チャネルであるスイッチサイエンス(※2)を保有している。一方センスウェイは、日本全国規模のLoRaWANネットワークの構築に向けゲートウェイ設置を積極的に進め、また、大手企業との共創による事例開発を進めているとのこと。

今回の協業は、両社の技術を結集しIoTのLPWA通信が利用できるデバイスおよびサービスを提供する。法人・個人向け問わずLoRaWANを使用したIoT関連サービスを開発し、両社のチャネルで拡販していくという。

現在までに、本協業の一環としてスイッチサイエンスにおいて、簡単にLoRaWAN接続を使用できる、Arduino、センサーデバイスを組み合わせた「LoRaWANスターターキット」をはじめとした、IoTサービス開発用のデバイスと通信サービスの販売を展開しており、すでに多くの販売実績があるとしている。

今後は、本協業によって様々な分野で応用可能な評価キットやセンサーの製品ラインナップを充実させ、LoRaWANを活用したIoTサービスの適用範囲の幅を広げていき、さらに事例としてより多くの法人に利用される製品を開発していくことでより実用的なソリューション展開を行い、IoTの普及を加速していくことを目指すという。

※1:SenseWay Mission Connectについて
「Senseway Mission Connect」はIoT通信プラットフォームサービスで、誰でもWebページで登録だけで簡単にLoRaWAN通信サービスが利用でき、Webの管理画面で接続したIoTデバイスの管理も可能。初期費用も不要で、1デバイスあたり月額30円から提供する。
センスウェイは本サービスの為の通信ゲートウェイを全国に展開していくという。
https://service.senseway.net

※2:スイッチサイエンスについて
スイッチサイエンスは、144Labのグループ会社である(株)スイッチサイエンスの運営する電子工作用電子回路製品の販売を行うEC販売チャネル。(株)スイッチサイエンスでは、最先端のテクノロジーを、より多くの人々が道具として当たり前に使える世界を目指し、電子工作用の電子回路製品を自社で設計、製造、または国内外から調達し、販売する事業を展開しており、自社メディアをはじめとし、アマゾンマーケットプレイスでの販売、法人向けの掛売り、同業者様への卸売、海外への輸出を行なっているとのこと。

スイッチサイエンス https://www.switch-science.com/info/about/
144Lab https://144lab.com/