マウザー、Bourns社の高精度センサファミリの販売を開始

ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクス(以下: マウザー)は、マイクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)技術に基づく環境センサである、Bourns社の高精度センサ (BPS) ファミリの取り扱いを開始した。

マウザーより購入可能な、Bourns BPSファミリには、厳しい動作条件での使用に適した3つの圧力センサシリーズがある。BPS110センサとBPS120センサは、0.15psi~1.0psiという超低圧力範囲において高精度センシングを実現し、0~60℃の温度範囲で安定した1.5% FS TEB(総誤差帯域)を提供する。 BPS110 とBPS120 は、1 in H2O までの較正圧力範囲を備え、完全に較正され補償された出力により、より効率的なプロセスを実現するという。

BPS130センサは、-40~+150℃の動作温度範囲、およびデバイスの動作温度範囲全体で2.5% TEBを備え、高温度アプリケーションにおいて高精度性能を実現するとともに、製品寿命期間にわたり安定した性能も実現し、15psi~500psiという幅広い圧力範囲で動作が可能であるとのこと。

さらにBourns BPSファミリには、高精度で低消費電力のBPS230湿度センサがあり、本デバイスは-30℃~+100℃ の較正温度範囲にわたり±3%の相対湿度を備え、バッテリ対応アプリケーションにおいて13µA(標準)という低電流消費を実現する。BPS230センサは、2.0 x 2.0 x 0.75mmの超小型パッケージで提供されるので、民生用製品や医療モニタリング機器に適しているという。

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000034430.html