UCS、Kudan Lidar SLAMを搭載したハンドヘルドマッピング製品を販売

Kudan(株)は、この度、韓国におけるOuster 製品の販売代理店であり、マッピングソリューションプロバイダであるUCS CO., LTD.(以下UCS)が、Kudan 3D-Lidar SLAM を搭載したハンドヘルドマッピングデバイスを開発・販売開始したと発表した。

KudanはUCSと共同で、今年初めからOuster lidarとKudan 3D-Lidar SLAMを利用したハンドヘルドデバイスの開発を進めてきた。プロトタイプの作成や実地試験、技術や機能の最適化、製品のプレマーケティングを経て、販売開始に至ったという。

UCSによると、森林、道路、ビル、屋内施設のマッピングや点検など様々な適用事例において、シンプルで廉価なマッピングデバイスに対する大きな需要があると見込んでおり、ターゲットとなる顧客は、正確な点群は必須であるものの、測量レベルの精度を必要とせず、手頃な価格とシンプルな扱いやすさを求める企業である。
プレマーケティング活動でのフィードバックは非常にポジティブで、鉄道インフラの点検や大学の研究などの用途において、すでに複数の顧客への販売を実施している。本デバイスは、外部IMUやGNSSなどの追加センサを使用せずとも、Ouster lidar(どのモデルでも対応可能)と内蔵IMUで動作可能なため、価格競争力にも優れたデバイスとなっているとのこと。

ニュースリリースサイト(Kudan):https://www.kudan.io/jp/archives/1162