NextDrive、家庭向け行動変容型節電プログラムの実証プロジェクトに参画

NextDrive(株)は、コスモ石油マーケティング(株)が 会津若松市で開始する行動変容型の節電行動誘引実証実験「瞬時電力見える化・節電実証プロジェクト」にHEMS(Home Energy Management System)サービスを提供し、参画する。

NextDriveの提供するゲートウェイ「Cube J」とモバイルアプリを利用したIoEプラットフォームに備わった電力使用量の即時可視化と利用者への通知機能を活用し、需要家が電力需要の変化を体感することで節電に対する気付きを得ることができる。
これまで節電行動を促す取り組みは、その成果を確認するまでに時間がかかり、利用者の行動に対するリアルタイムでのフィードバックが非常に困難だった。そのため、利用者の継続的な節電行動に対する動機づけが難しくなるなどの課題を抱えていた。
「Cube J」とご家庭のスマートメーターを接続することで、瞬時電力値を30秒間隔で把握可能となり、また、任意の消費電力しきい値を設定することで超過時にアプリへの通知を行なう。
利用者は自身が行なった小さな節電行動の結果を、すぐさまアプリで確認することが可能となる。

今回の実証プロジェクトにあたり、NextDriveのIoEプラットフォームを活用することで、コスモ石油マーケティング、会津若松市ならびにスマートシティプロジェクトAiCTコンソーシアムが構想していた節電プログラム実証を準備期間わずか1ヶ月程度という短期間で実現することができた。
NextDriveでは脱炭素化の推進やエネルギー価格高騰を背景として引き続きニーズの高まるエネルギーマネジメントシステムの高度化に注力していくという。

「瞬時電力見える化・節電実証プロジェクト」の詳細は、コスモ石油マーケティングのプレスリリースを参照。
https://com.cosmo-oil.co.jp/press/p_220830/index.html

■HEMS/IoEゲートウェイ「Cube」
機能性に優れているだけでなく、シンプルなデザインと小型サイズが特徴のHEMS/IoEゲートウェイ。コンセントに挿すだけで利用でき、センサ・カメラなどのデバイスと併用すると、スマートフォンで気軽に電力可視化と家電の遠隔操作などが可能となる。
「エコーネットコンソーシアム」が制定した、国際通信プロトコルECHONET LiteのAIF認証(Application InterFace認証)を取得。
優れたデザインに贈られるグッドデザイン賞を受賞(2017年度)。
サイズ:48mm × 48mm × 43mm
電源:AC 100〜240V 50/60Hz
無線通信規格:Wi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac) / Bluetooth Low Energy (BLE) 4.2 / Wi-SUN (Rohm BP35 C0)

ニュースリリースサイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000045698.html