体に貼る、シールタイプ環境生体センサー「LogicInk」

体の皮膚に貼っておくだけで紫外線強度などが分かる環境生体センサ「LogicInk」が、Kickstarterでクラウドファンディング中である。

LogicInkは、手の甲などにタトゥーシールのように転写して使う環境生体センサ。センサ機能がインク自体にあり、色の変化により目で見て分かるのでスマートフォンなどのデバイスは必要ない。紫外線強度、血中アルコール濃度、PM2.5濃度、ブルーライト強度などのセンサーが開発されている。

現在、商品化されているのは、紫外線強度が分かる「LogicInk UV」。LogicInk UVは、二重の輪の形になっているシール。手の甲に貼っておくと、内側の輪の色の変化でその時々の紫外線強度を、外側の輪の色の変化で1日に浴びた紫外線量を知ることができる。
LogicInk UVの価格は1枚14ドル(約1600円)で、10枚セットは45ドル(約5000円)。出荷は2018年11月の予定で、日本への送料は36ドル(約4000円)。

ほかに、体に貼るだけで血中アルコール濃度が分かる「Alcohol Biosensor」は、現在プロトタイプの段階で、米国立衛生研究所(NIH)によりその有効性が認証されている。PM2.5の濃度が分かる「Pollution Sensor」もプロトタイプ段階で、ブルーライトの強度が分かる「High Energy Visible Light」は概念実証段階だ。
これら開発中のセンサは、79ドル(約8800円)で予約できる。出荷は2019年8月の予定で、日本への送料は36ドル(約4000円)。

LogicInkは2018年10月6日までクラウドファンディングを実施するが、2018年9月10日時点で、目標の2万5000ドル(約280万円)をほぼ達成している。

ニュースサイト:https://fabcross.jp/news/2018/20180910_logicink.html