東陽テクニカ、自動運転車用センサ「XenoLidar」(特許出願中)を販売開始

(株)東陽テクニカは、ADAS(先進運転支援システム)/自動運転システム向け LiDAR の開発・製造を行うベルギーの XenomatiX N.V.(以下、XenomatiX 社)の、周辺環境計測システム「XenoLidar」を本日より販売開始する。

「XenoLidar」は、自動車のルーフなどに取り付け、レーザーを照射し反射光を検知することで周辺環境を測定する高精度な光学センサ。

LiDAR にマルチビームを採用した True-solid-state 型マルチビーム方式の LiDAR として、特許を出願中。可動部分と回転機構を持たないため、壊れにくく、かつ自動車へ導入する際には設置場所の自由度が広がる。

さらに、数千本のレーザー照射により一度に多くのターゲットを検出でき、昼夜・天候を問わず、小さな対象物においても 200m 先まで検知・計測する。

リリースサイト(東陽テクニカ):https://www.toyo.co.jp/files/user/corporate/doc/release/180905_XenomatiX_XenoLiDAR_66148.pdf